ヨガの呼吸法・その2

3つ目に紹介する呼吸法は、「丹田呼吸法」です。
丹田とは、へそから握り拳1つ程度下に当たる部分をいいます。
この丹田呼吸法はインナーマッスル
(筋トレなどで鍛えられる表層の筋肉ではなく、深層部にある小さい筋肉)
を刺激するので、代謝力の大幅な上昇が期待できます。
この丹田呼吸法は腹式呼吸よりさらに意識を集中させることが必要ですが、
どのような姿勢でもある程度の効果が得られますので、
姿勢のことを意識する必要がありません。
具体的には、次の手順で行います。

 

・丹田に意識を集中させながら息を吐いて、呼吸法を始めます。
・吸息は、鼻→胸→へそ→丹田へと空気を送り込むようにイメージします(吸息4秒)。
・呼息は、吸息の逆に、丹田→へそ→胸→鼻の順に空気を押し出すようにイメージします(呼息8秒位)。

 

 

4つ目は「火の呼吸法」です。
火の呼吸法は格闘家やアスリートたちの間で取り入れられている呼吸法で、
ヨガのイメージとはかけ離れた激しい呼吸法です。
クンダリニーヨガの呼吸法をベースにした集中力を高め、
持久力・精神力を強化して脳を活性化させる「トレーニング法」とも言われます。
火の呼吸法は、必ず空腹時や食後なら3時間以上空けて胃に食べ物が無い状態で、
次の手順で行います。

 

・筋肉をリラックスさせ、真っすぐに背筋を立てて座ります。
・鼻からゆっくりと息を吐いて腹をへこませ、鼻からゆっくり息を吸い腹が膨らむのを意識します。

 

この呼吸を初めは1分間に30回程度、
慣れてきたら1分間に200回程度のペースで呼吸を行います。
また、吸息と呼息の感覚を途切れさせないよう3分程度続けることを目標に取り組みます。