ヨガの呼吸法・その1

一般にヨガの基本はアーサナと思われがちですが、
実際にはプラーナヤーマ、すなわち呼吸法にあります。
このヨガの呼吸法には
腹式呼吸・胸式呼吸・丹田呼吸法・完全呼吸法・
ハタ呼吸法・シータリー呼吸法・火の呼吸法・バストリカ呼吸法・
カパラバティ呼吸法・マントラ呼吸法・ウジャイー呼吸法(勝利の呼吸法)
など数多くあり、
特徴もそれぞれに備えています。
このサイトでは2回に分けて、
代表的な呼吸法である
腹式呼吸・胸式呼吸・丹田呼吸法・火の呼吸法
の4つについてみていきましょう。

 

 

まず「腹式呼吸」です。
腹式呼吸は、ヨガで一番基本であり重要な呼吸法です。

 

具体的には、次の手順で行います。
・へそに意識を集中しながら鼻から息をゆっくりと吸い込み(吸息3秒)、腹に空気をためて膨らませます。
・少しずつということをイメージし、鼻からゆっくりと息を吐きます(呼息6秒位)。完全に吐き切ることがコツです。

 

普段の生活の中でもすぐに実践できますしデスクワークや家事の合間、
電車の待ち時間などにもできます。この腹式呼吸は、
ヨガをやらない人にとってもリラックス効果や体温上昇効果がありますから、
ぜひ、身につけたいものです。

 

 

次は「胸式呼吸」です。
胸式呼吸とは、大きく肋骨を広げながら息を吸う呼吸法です。
多くの人が、緊張したときや落ち着きたいときにする深呼吸、
それが胸式呼吸です。
腹式呼吸と同じくセロトニンの分泌を促しますので、
リラックス効果も期待できます。
具体的には、次の手順で行います。

 

・胡坐をかいて姿勢を正して座り、骨盤を締めるイメージで腹をへこませます。
・胸と肋骨が大きく開いて肺に吸気が取り込まれるのを意識しながら、鼻からゆっくりと息を吸います(吸息3秒)。
・腹をくぼませたまま、肋骨が閉じて胸がしぼむのを意識しながら鼻からゆっくりと息を吐きます(呼息6秒位)。